クラミジアは自覚症状がない恐ろしい病気です。自覚症状がないことの何が恐ろしいかというと、感染していることに気づかないまま性交渉を重ねてしまうことです。そうしてクラミジアが大規模な性感染症となってしまうのです。

自分の知らない間にクラミジアにかかってしまっていて、性行為を控えるか悩む女性

クラミジアが病原菌の場合のいぼの発症

性交の時にパートナーから淫部にいぼのようなあると言われたら注意が必要です。
女性なら外陰部、男性なら亀頭や陰茎、性別問わず肛門の周辺に米粒ぐらいのいぼで先端が尖っているような形です。
密集することもあります。

それは性感染症の一つで尖圭コンジローマかもしれません。
病原菌はヒトパピローマウイルスです。
女性が発症している場合は、子宮頸がんのおそれもあるため同時に検査が必要です。
接触感染するため大衆浴場などで感染するおそれもあります。

同じ性感染症としてクラミジアがあります。
こちらは接触感染することはありません。
粘液の交わるような状況でしか感染しないため、性交がおもな感染の原因となります。
症状が尿道や子宮頸管の違和感やかゆみから始まります。
悪化してもいぼが出るようなことはありません。
ただし感染力が強いため性感染症の報告数が最も多いことで知られています。

尖圭コンジローマへの感染を検査する時には併せてクラミジアの検査も行った方が安心です。
いぼのような明確な症状がないため感染を自覚することはまれです。
検査によってしか気がつくことができないので、同時に行うことが懸命です。

いぼの治療は外科手術として取り除く方法と軟膏を塗布する方法があります。
クラミジアのような抗生物質の服用ではありません。
処置後の手当てが楽なのは軟膏を使用する方法ですが、その分完治までの期間が長くなります。

尖圭コンジローマは自然治癒することもあります。
発症中に接触する相手に感染させるおそれがあるのでしっかりと治療することをおすすめします。
厚生労働省の報告では、年間5千人程度がこの病原菌に感染しているとのことです。
クラミジアはその5倍の感染報告がされています。