クラミジアは自覚症状がない恐ろしい病気です。自覚症状がないことの何が恐ろしいかというと、感染していることに気づかないまま性交渉を重ねてしまうことです。そうしてクラミジアが大規模な性感染症となってしまうのです。

自分の知らない間にクラミジアにかかってしまっていて、性行為を控えるか悩む女性

STDのクラミジアは同性でも感染する

厚生労働省は性感染症STDの患者数を定点医療機関からの報告で集計しています。
最も患者数が多いのがクラミジアによる感染症です。
他のSTDと比較しても群を抜いて報告されています。
患者数の男女比はほぼ同じ割合です。

感染は性器の直接接触により粘液が混ざることがほとんどです。
性交により何度も粘液が混ざるためかなりの確率で感染します。
また、性器からのどの粘膜へ粘液が接触することで感染する咽喉クラミジアもあります。

異性間のセックスによるものが多いですが同性間のセックスによっても感染するおそれがあります。
女性の場合、膣と膣や膣と口などの接触で粘液が交わるので感染します。
男性の場合は、オーラスセックスによるペニスとのどの感染やアナルセックスによる直腸への感染が考えられます。
ペニスの先端を接触させることでも粘液が交わるため感染するおそれがあります。

感染した場合でも自覚症状がほとんどないため検査をせずに発見することは困難です。
かゆみや違和感を感じることがありますが顕著な症状ではないため見過ごしがちです。
そのままセックスを続けることで相手に感染させることになります。

同性による直腸への感染は特に無症状のため発見はさらに困難です。
そのため検査が行われることがほとんどないため罹患者がどれくらいいるかは不明です。
悪化した場合には、直腸に炎症などの症状が現れるため下血や下痢などの症状が確認されることもあります。
ただし、かなりまれで無症状であることがほとんどです。

治療は原因菌を死滅させることのできる医薬品の経口服用です。
だいたい10日から2週間程度効果が持続されれば完治すると言われています。
処方された医薬品によって服用回数が違います。
完治するためには、処方された分は最後まで服用する必要があります。